森・アーティ
声:高城元気
プロフィール
アニメ12話Cパート、サマースペシャル(
夏の特番)に登場。
冬休みに
ホームズ探偵学院にやってきた謎の転校生。
ただし転校に関しては学院長以上の権力を持つはずの
アンリエットでさえ全く知らされていなかった。
学院長名義の書類も持っていたが、本当に学院長のものなのか、精巧に偽装されたものなのかは不明。
名前の由来
原作者コナン・ドイルがシャーロック・ホームズシリーズの連載を終わらせるつもりで、
ホームズと互角の能力を持つ最大のライバルとして登場させた。
両者はライヘンバッハの滝で命を落としたとされ、シリーズは一旦終了した。
しかし人気に押される形で続編再開が決定し、死んだ筈のホームズは、
実は
バリツによって生還した、という事にされた。
ちなみに続編にはモリアーティ教授は登場しない(部下は登場)。
ホームズが
「モリアーティを失って以来、この町はつまらなくなった」と言った事もある。
Cパート登場の理由
森・アーティ登場の理由については、元祖のモリアーティ教授とホームズの関係から、
- ホームズとモリアーティが滝に落ちて物語が終わる ⇒ 物語の“オチ”が付く。
- 森・アーティがミルキィホームズの物語の終了を象徴するキャラでもあり、
また製作者からの「ホームズ復活の様に、人気次第では続編が出せるかも…」という、
「二期出したいから応援よろしく(BD買ってry…)」的な意味のメッセージ。
などの説が出ていた。
また
サマースペシャルでも、同様にCパートでのオチ担当をしている。
アニメ12話でエンディングの後にCパートが出現する点は、
ファンブックによれば、
三谷幸喜脚本のTVドラマ
『王様のレストラン』の毎回の引きの演出を参考にしたらしい。
このドラマでは、毎回のラストに次の話の事件の発端を匂わせる描写が入って終わる。
また、映画
「ヤングシャーロック・ピラミッドの謎」(1985年)も彷彿とさせる。
スタッフロールが終わった後も映画が終幕にならずに続き、
作中のとある人物がモリアーティと名乗るシーンで最後を締めくくる。
外見
◆「黒シャロ」がコンセプト?
ファンブックの森・アーティの
設定画には「黒シャロ」の文字が見え、
シャロのブラックバージョンといったコンセプトでデザインされている事が分かる。
背の高さもシャロと同程度。格ゲーの2Pキャラ的なイメージか。
箇所 |
森・アーティ |
ミルキィホームズ |
髪のリング |
黒髪に四角いリング |
ピンク髪に丸いリング(シャロ) |
髪の飾り |
黄色いボンボン (シャロのリボンと同色) |
黄色いリボン(シャロ) |
束ね髪 |
団子状のお下げ |
髪留めで止めたお下げ(ネロ) |
襟のリボン |
×(バツ印)の飾り |
十字の飾り(エリー) |
ブーツ |
探偵服のシャロと同型の黒いブーツ |
茶色いロングブーツ(シャロ) |
◆シャロと似てる(?!)
森・アーティを見たコーデリアとエリーは「どこかで…見たような…?」と呟く。
更にエリーはシャロと森・アーティを交互に見比べている。
どうやらミルキィホームズから見てもシャロと似てると感じがするらしい。
◆もう一人のシャーロック
原作のシャーロキアンたちの間では、ホームズとモリアーティ教授の同一人物説という仮説がある。
原作での作中、ホームズとモリアーティが直接対峙した場面の描写が無く、あくまでワトソンの想像による構図が殆どだったことからの考察だが、
信憑性はともかくとしてシャーロキアンたちにとっては有名な仮説となっている。
前述したシャロの色違いの様な外見も、この仮説を元ネタとしたもう一人のシャロという意味なのだろうか。
◆かまぼこ型リュック
背中のリュックは、MHの飼い猫の
かまぼこを黒くした様な猫のデザイン。
(
設定画には「ニセかまぼこリュック」の表記がある)
黒
かまぼこの額には森・アーティと同じ黄色いボンボンが付いている。
なお、PSPゲーム版のOP「
雨上がりのミライ」に一瞬黒いかまぼこが登場するが、
本編のかまぼこや、この黒かまぼこリュックとの関連は不明。
本家の
かまぼこは、只の猫ながら人物を見分ける感覚が優れていて、
6話のクラリスが化けたシャロ等を偽者と認識して懐かないなど、態度で示すことがあるが、
12話の森・アーティに対しては警戒・嫌がる・怯えると言った感じの敵対的反応を示している。
仕草と素性
通常はテンションの高いぶりっ子のような素振りと言動。
動く度に「ピロリン」といった感じの変な擬音が入る。
1人ずつ名前を呼んで挨拶して回るなど抜目がない世渡り上手にも見える。
◆企み顔
だが、シャロへの挨拶の直後に密かに意味深な笑みを浮かべるなど、
表面上での振る舞いは演技の可能性が高い。
(ファンブックの
設定画では「凶悪な企み顔をします」と書かれている)
◆性別・正体不明(?!)
なお、森・アーティを演じる声優が男性の為、独特な声を持つ。
ハスキー声の少女なのか、男の娘なのか、
それとも正体は全然別の姿で、周囲を欺く為に女装で擬態しているのか、
色々と推測されるが今の所正体は不明。
後年、森脇監督が「森・アーティって、最初は男の娘のつもりだったんです」と「Febri」Vol.27でのインタビューにおいて語っている。
トイズ
探偵学院に生徒として転校してきた以上、トイズを持っていると思われるが現時点では
不明。
シャロと光と闇で対になる様なキャラデザインから、シャロと同系統かまたは対照的な能力、
もしくは他人の能力をコピーして模倣できる能力では、等と色々な推測が出されている。
後述するアニメ二期でその
トイズと思われるものが封じられた状態で登場したが、どのような物までかはわからなかった。
◆戦闘モード
また、エイプリルフールネタとして、作画監督の沼田氏による「森さんラフ」なる画像が、
Twitter上で公開された事もある。
もちろんエイプリルフールネタなのでこの内容を真に受ける訳にはいかないが、
頭の飾りがアニメ12話登場時のボンボンではなく、シャロのリボンに近いデザインだったり、
メガネを掛けていたり、
「森さんバトルモード」として
ステッキを持つ絵があったり、
色々と想像をかきたてる表現が含まれていて面白い。
ラフ画の中には「わたしとけいやくしてください」と
『魔法少女まどか☆マギカ』ネタがある。
スレでの扱い
その奇妙な出で立ちと、男性が女性(に見える)キャラを演じるというミスマッチ感から、
ミルキィホームズのキャラでは珍しくアンチ寄りの意見が多い。
また、全体的に黒のカラーが中心で、頭の装飾を触覚に見立ててよくゴキブリ扱いされる。
語尾に「キャハッ☆」とつければ、大抵蔑みの返事で返されるのがお決まりとなっており、
嫌われ者なりのある意味でのネタ的人気もあるようにも見える。
その一方で、純粋に悪役として期待する
支持者もいる。
アニメ二期
第2幕開始直後ではその存在は最初から無かったかの如く影も形も見られなかったが、8話にて遂に姿を現す。
ED直前のラストで
何の脈絡もなく登場し、ミルキィホームズたちの一員として
一切ツッコまれることなく自然に溶け込んでいた。
放送直後はその突然の出現に視聴者も困惑したが、「またラストだけの出オチだろう」と思われた。
が、続く9話でもその存在はミルキィホームズたちにちゃんと認知され、いつも通り破天荒な行いをするシャロたちの陰で、
密かに探偵博の展示物である
パンドラの欠片を盗み出すなど、徐々に不穏な行動を見せ始める。
暗躍
10話にて遂に行動を起こし、トイズを求めていたミルキィホームズたちを言葉巧みに誑かし、
前回盗み出したパンドラの欠片をシャロに渡すことで本体の
パンドラの壺を探し当てさせる。


この回で明確にミルキィホームズを利用する悪役としての姿を見せるため、前述した
凶悪な企み顔を幾つも垣間見せた。
ちなみに、直接的ではないがこのミルキィホームズにパンドラの壷を捜索させるキッカケを与えたことが、
この後の
ブー太の暴走の大本の元凶にもなっている。
(ただしそれでもブー太に対して行った行動の責任はほぼ全てミルキィホームズにあるのだが…)
そのままミルキィホームズにパンドラの壺の封印を解かせることで、中に封じられていたかつてホームズに倒された怪盗たちのトイズを放出させてしまう。
そして、跳梁跋扈する大量のトイズの中に混じった一つのトイズ(色は濃い紫)を回収した。
最初からこのトイズを回収することがミルキィホームズたちの前に現れた目的だったと推測され、
回収した後はもうミルキィホームズたちには用は無いかのように、すぐさまその場から去ってしまう。
このトイズがどのような能力のものなのかはわからないが、モリアーティ教授自身のトイズではないかと推測されている。
また、この時ホームズの時代に封印されたはずトイズに対して「お久しぶり」、「相変わらず」と発言した。
これについて、森がモリアーティの子孫で封印される前のトイズを知っていたからなのか、
もしくは自身がモリアーティ教授本人だからではないかという考察もされていた。
そして劇場版『逆襲のミルキィホームズ』にて森がモリアーティの子孫だったことが確定した。
最終更新:2017年03月10日 23:52