第4話 パロディ・小ネタ
あくまで推測です。正解はひとつ!じゃない!!
複数の候補が考えられる場合は並列扱いで別々に表記。

該当箇所 元ネタ概要
朝の超ヨコハマ美術館 3話で壊れた美術館の片付け作業後か、後日再び訪れたかは不明。
もし夜明けまで撤去作業後にぶっ通しの話だとしたらタフ過ぎる…。
ボコボコの小衣
「そろそろ許して貰えないでしょうか」
ネロ「まだ駄目だバーカ」
「ふっへ、身長が伸びるかもな!」
小衣が胴の上に黄金仮面を乗せてツイスターやらされてる。
前話で騙した天罰でネロにボコボコにされたらしい。
顔に青アザ、引掻き傷、花血と容赦なくやられている。
更に子ども扱いを嫌う小衣に「身長低い」発言。流石は暴君ネロ。
ボコ顔が結構エグいが、この後シャロがもっと凄い打撃を受け、
このアニメのギャグ補正耐久値が凄すぎて霞んでしまう。
天罰と言う名の報復? 前話でミルキィを騙したのが理由で酷い顔にされた小衣だが、
シャロは「こころちゃんファイトー」と笑顔で呑気に励ましたり、
エリーとコーデリアが「ウフフ」と微笑み合ったりとか、
まるでココロ暖まるシーンを見てるかの様な態度(酷っ)。
鬼畜な行為をしたキャラには即天罰と言う名の報復が下るらしい。
ネロは前話でエリーへ謝罪したのが天罰回避理由か。
平乃「自分で美少女…」 平乃は小衣が自分で「天才美少女」と言うのが気になる様子。
7話等でも同様のセリフあり。
タイトル
「バリツの秘密」
江戸川乱歩著「時計塔の秘密」より。
元はイギリスの小説家アリス・マリエル・ウィリアムソンが書いた、
「灰色の女」が原作で、それを黒岩涙香が「幽霊塔」として翻案、
更に江戸川乱歩が少年向けに「時計塔の秘密」としてリライト。
宮崎駿アニメ「カリオストロの城」には、この時計塔のシーンが
モチーフとして使われているのではと言われており、
それが作中の宮崎駿アニメパロディとの繋がりか(?)
宮崎駿アニメパロディ ジブリ作品、と言うより宮崎駿作品のパロディの目白押し。
カリオストロ、ラスカル、ナウシカ、ラピュタ、トトロ…etc。
また、キャラデザが犬になっている「名探偵ホームズ」も宮崎駿作品で、
【「ナウシカ」「ラピュタ」の同時上映がホームズ】であった事から、
ホームズとの繋がりがあると思われる。
アイリーン・ドアラー アイリーン・アドラーはシャーロック・ホームズに登場する女性で、
一国の王を手玉に取り射撃乗馬もこなし強盗にも屈しない才女。
滅多に女性を評価しないホームズにも一目置かれた聡明な人物。
今回登場したアイリーンちゃんも天才スペックの小学2年生。
胸のリボンのデザインが、ミルキィ制服の帽子のリボンと同じ意匠。
ちなみに、【ドアラ】は中日ドラゴンズのマスコット(ドラゴン+コアラ)。
ヨコハマ赤レンガ小学校 【横浜赤レンガ倉庫】から。正式名称は新港埠頭保税倉庫。
歴史的建造物(明治44年~)にショッピングやイベントホール等の
商業施設や文化施設を取り入れた観光施設。
ヨコハマ大樹海 ホームズ探偵学院の裏に広がる【大樹海】
地形が入り組んでいる上に、昔は防空壕が掘られたり、
恐竜の化石不発弾が埋まっていたり、
埋蔵金ブームでトンネルが掘られたり、
巨大な熊や【巨大モグラ】が出るらしい。
ヨコハマ赤レンガ小学校の遠足の場所だった。
ヨコハマ大樹海
こどもの国(横浜)
遠足・不発弾・防空壕・埋蔵金
【こどもの国】(横浜市青葉区)には【戦時中弾薬貯蔵施設】があった。
今は広い森に自然体験施設があり、小学校の遠足によく使われる。
【防空壕】や弾薬庫の穴や【換気塔】などが戦時中の面影を残している。
埋蔵金ブーム 古くから埋蔵金伝説は全国各地にあるが、知名度が高まったのは、
TBSが糸井重里を使ったバラエティー番組で扱った徳川埋蔵金。
黄金仮面
「こころちゃん言うな!」
3話で登場した黄金仮面のうち、先に登場した【アガメムノン】の方。
美術館の所蔵物だった気がするが、小衣専用ツッコミアイテムに。
以後、レギュラー的にちょくちょく登場。明智小五郎と黄金仮面繋がりか。
次子
「何人(なんぴと)たりとも
アタシの前は走らせないぜ!」
F1を題材にした六田登の漫画「F」の主人公・赤木軍馬の口癖
「なんぴとたりともオラの前は走らせねぇッ!」(アニメ版では「俺」)。
桃尻もち パトカーから引き摺り降ろされるミルキィ4人が【桃の絵】に。
「桃=お尻」からのイメージ連想か(?)
シャロ「待って~」
一同「まさか!」
電柱に激突
シャロ以外のミルキィ3人が、激突音に「まさか…!」と振り返るが、
単に仮面で前が見えず電柱にぶつかっただけのシャロ。
仮面を付けた声がくぐもっていたので【異変】が起こったと思ったのだろうか?
レスキュー隊 オレンジ色の制服。テントの本部も置かれ、本格的な捜査規模の様だ。
アイリーン父
「可愛くて成績優秀なんです!」
「可愛くて成績優秀なんです!!」
大事な事なので2回…(ry。
小衣「やらせねーよ!」 突きでアイリーンの父親の背骨がありえない方向に【折れ曲がって】いる。
シャロ「仮面が取れない」 仮面が張り付いて【ビヨーンと顔が伸びる】
ネロ「こんな縄食い千切ってやる」
「美味い」→「完食」
縄を食い千切る」を「縄を食う」にしてしまう欠食児童ミルキィ恐るべし。
まるで千歳飴でも食べるかの様に【縄を美味しそうに食べる】。回を増す毎に酷くなる…
更に後半パートの「縄は食ったよ」シーンに繋がる。味はともかく。
「完食」の字幕表現はTVチャンピオン大食い選手権やフードバトル(?)
コーデリア
「目よ、耳よ、鼻よ…」
「隠れた物を見よ(視覚)、僅かな音を聴け(聴覚)、残された香りを嗅ぎ(嗅覚)、
味は兎も角(味覚)、空気の揺らぎを感じ(触覚)、気分を揉んで(気を揉む?)…」
呪文っぽい口上を述べると気分が盛り上がるらしい。
シャロ「その名はぁ~っ
バリツッ!!
ひと昔前のギャグ漫画に良く見られた「背景の集中線ネタ」を彷彿とさせる。
戦隊モノみたいな決めポーズを取り、背後に爆発エフェクトみたいなのが出るが、
実はハリボテ的に背景を出しただけで、【キャラが動くとハリボテがバレる】のが定番。
「何でも無い日用品の写真でも集中線入れると何か迫力ある絵に見えちゃう」と言う
ジョークソフトもある。
バリツ シャーロック・ホームズが修得している東洋の武術・バリツから。
バリツの詳細については【ミルキィ用語:バリツ】の項目を参照。
ホームズがバリツを習得していた設定の経緯は【森・アーティ】の項目も参照。
どっかの陸奥圓明流みたいに凄い武術らしい。後で「バルス」のネタに使う。
ネロ「何だよその呪文みたいなの」
「今関係ないだろー!」
ここではネロが視聴者代弁的ツッコミ役(後半は小衣がツッコミ役を担う)。
なので、コーデリアがトイズを試みた時の口上にも「何だよその呪文みたいの?」と言い、
シャロが「それを聞いてお爺ちゃんに習った格闘技思い出しました」と無理のある脈絡で、
無理矢理バリツを出したら「今関係ない」と言う等、他3人の悪ノリの輪に入らない立場。
コーデリア「待って!」
キュピーン音
ガンダムの【ニュータイプ】が超感覚で敵の気配や攻撃を察知する時のエフェクト。
額に稲妻状のパルス光が奔り、独特の効果音が鳴って気配を察知するのが定番。
シャロ「ホラ、怖くない」
「怯えていただけなんだよね」
セリフは「風の谷のナウシカ」でキツネリスのテトを手なずけるシーン。
人に懐かないと言われたテトに、指を噛まれてもじっと耐えて語りかけ、
テトの警戒心をすっかり解いてしまう。体を張った信頼関係の作り方。
仲間が逃げる中、【シャロが大の字で矢面に立つ】動きは、
同じナウシカの中の、武器を持たず両手を広げて「やめて」と叫ぶシーン等。
だが現実的には動物の事を好きな【ムツ○ロウみたいな人】が居ても、
動物に本当に好かれているとは限らない。現実は非常である。
熊アッパー
車田アッパー
イグナイトファング
熊が「KUMA」と書いたボクシングウェアで【「リングにかけろ」のジェットアッパー】
車田正美漫画的な異常な飛距離でシャロが上空までぶっ飛んで行く。
ポーズと熊の技繋がりでは、グスタフのイグナイト・ファングを少し連想させなくもない。
シャロリングから覗くレミング
「道案内してくれるのですか!」
【シャロリングの中にキャラが写る】描写は7話等でも見られる。
ここではレミングが数歩歩いては振り返りシャロを森へ誘うが、
「となりのトトロ」の妹メイがトトロ(中)を追いかけて木の穴に落ちる流れと似ている。
レミング集団自殺に「嘘です」表示 レミングは昔、「群が増えすぎると集団で海に飛び込む」と信じられてきた。
【レミングス】の「放っておくと崖から落ちて死んでいくレミング達」の影響も大きい。。
しかし、集団自殺を印象付けた【ディズニーの映像作品】がやらせ(捏造)と判明、
野生動物が自殺する事は無く、【集団移動時の事故が伝説化】したと言われる。
なお、シャロが「聞いた事あります」と話す時に【ウソです】と字幕が出ている。
シャロ
滝の前で水滴が目に入る
→「キター!」
【サンテFX】(スーッと刺激のする目薬)の1991年頃のCM。
織田裕二が滝の側でサンテFXを差して「キターッ!」と叫ぶシーンのパロディ。
CMではその後に飛行機やヘリが来て飛び上がる映像が入り、爽快感を演出する。
シャロ落下中に滝の水滴が目薬の様に目に入り、飛行して滝を登った。
このCM映像のパロディなので、決してトイズが復活した訳ではない。
(ネロ役の徳井青空さんが「滝はトイズでは無く目薬のCMネタ」と述べている。)
バリツ→滝から生還 シャーロック・ホームズは「最後の事件」において滝に落ちて死亡と思われたが、
後に「空き家の怪事件」でバリツによって滝に落ちずに済んだ事が分かった。
ホームズは実は滝に落ちておらず、敵役モリアーティ教授だけ突き落とした後に、
モリアーティの部下からの追撃を避ける為に、足跡を偽装してから崖を下り、
部下の尾行を振り切った後で崖をよじ登って生還した。
本家ホームズは、スーツに革靴姿で崖を必死で登る羽目になっていたが、
シャロの場合は織田裕二CMの飛行機みたいにキーンと離陸して滝から生還。
小衣「居ないなら
居ないって返事しろー」
「欠席の人手を挙げてー」並の矛盾した条件。
この作品はテンポ重視でこういう「ツッコミ無し・ボケっぱなし」が多い。
落とし穴をスルーのG3 明らかに見えてないとおかしい穴に気付かずスルーするG3。
小衣だけでなくG3もお馬鹿な子だったか…(8話でもコスプレ説を信じた)。
埋蔵金とエリー? 小衣が「おむすびころりん」並に穴の中を転がっていく。
【穴の背景】には、防空壕に潜む人々、恐竜の化石埋蔵金
巨大モグラなどがちゃんと居る。冒頭の小衣のセリフはここで回収される。
防空壕に潜む人々の中に、エリーの探偵服に良く似た少女が居る。
チビキャラ化→仮面ツッコミ
反重力スカート
画面上に入りきれないキャラが【チビキャラ】になって画面に入って会話する演出。
ここではチビキャラになった小衣が仮面で殴ってツッコミを入れるとシャロがのけぞる。
本当は逆さ吊りにされてる態勢の筈なので、イメージカット的な感じ。後で別verも登場。
そして【逆さにしても形が変わらない】という不自然なまでに鉄壁なスカート。
小衣「子ども扱いするな!」 「小衣ちゃん」呼ばわりされると「小衣ちゃん言うなー」と言ったり、
何故か小衣に一目惚れしたアイリーン(小2)が小衣(13歳)を幼児扱いするのを嫌ったり、
どうも小衣は子ども扱いされるのが嫌いらしい。
G3とミルキィ3人が衝突 次子&ネロ「参ったな小衣(シャロ)まで行方不明に…」、平乃&エリー「二次遭難です。」、
咲&コーデ「これ以上の捜索は…」。G3とミルキィの各メンバーのセリフが対になっている。
「機械乗り物」「格闘戦」「情報収集」で同じ役割のキャラ同士のセリフが被っている。
コーデリア「もう二人とも…」
「そのバナナ、貰ったぁ!」
床に落ちてるバナナ(1ヵ月ぶり)を見て最初は止めようとするコーデリアだが、
ネロ「よーし、僕が一番だー」と言った途端豹変、【プレデターばりの動き】で壁を跳躍。
貧乏食生活ですっかり理性・仲間<食べ物になってしまったらしい。
明らかに罠と分かる怪しい置き方にも疑いなくバナナ回収。そして投獄。
投獄タイム3 これでコーデリアは3話連続投獄。4話中の3話が投獄の高確率。
4話までの累計投獄回数:コーデリア3回、シャロネロエリー2回。
トゥエンティ「僕のハートがドッキン
ドッキン〔ピー音〕ッキンキン!」
トゥエンティが投げたハートが、明らかにアンパンマンの【ドキンちゃん】と分かる姿。
本作2回目の〔ピー音〕。乳首を捏ね回すトゥエンティの絵と言い、限りなくアウトに近い…。
アンリエット様・アルセーヌ様 ちゃんと場面に応じて「アルセーヌ様」と「アンリエット様」を使い分けてる3カード。
ここでは目の前にミルキィが居て、生徒会長の姿なので、アンリエット様と呼ぶ。
カオスな脚本に見えてもこういう所はちゃんと考えて演出してる。
アンリエットの狙い(?) ラット「アンリエット様の読み通りだったよ」、ストーンリバー「閉じ込めておきました」。
どうやら罠はスリーカードが仕掛けた模様。アンリエットの表情が一瞬動いた後で、
「アンリエット様はシャーロックなど一生樹海で迷っていればいいとお考えなのだ」。
こういう描写をする場合、普通は「部下の解釈と、アンリエットの真意がずれてる」
となりそうな所だが、今回のアンリエットは、大量のバナナで吊って他3人を拘束。
「トイズの無い貴方達が行っても遭難するだけ」と、今回はシャロに狙いを絞る様子。
後に7話で罠に落ちた際「小衣さんも居るし何とかしてくれますわ」と言うが、
もしかしたら樹海でシャロと小衣が組んだ事も把握してるのかも(?)知れない。
アイキャッチ Aパートは小衣と次子。次子が小衣の面倒を見るお姉さん風の構図。
2枚目はお嬢様笑いのポーズの小衣と、銭投げ次子(射撃得意だが銭投げを好むらしい)。
Bパートは平乃と咲。次子以外は頬の紅が強め。咲の飴玉+舌伸ばしが妙に卑猥。
赤ちゃんプレイ ついに【おしゃぶり】まで咥える羽目になった小衣。
更に呼び捨て+「○○でちゅよ~」の幼児言葉で完全子ども扱い。
小衣「よいしょ、よいしょ、
よいしょ、わぁーい、
空気読め」
どうやら「幼稚な駄洒落で滑って、場の空気読め。」という内容を、
【「幼稚園児の格好」で「滑り台を滑る」】で表現したらしい。
今話の演出の斜め上過ぎる思考と狂気が垣間見えるシーン。
かごめかごめ
埋蔵金との関連俗説
「かごめかごめ」の現在の歌詞は昭和初期に広まった。
その不思議な歌詞から様々な【俗説】があり、その中の1つに埋蔵金説がある。
童謡を歌い出すシャロと、ノリで【笑顔で一緒に歌う】小衣。良いコンビ。
アイリーン「暗号は解けたわ」 「そんなの見つかる訳無い」と鼻で笑う小衣に、既に見つけたと報告。
どっちがIQ1300なのやら…。シャロが「埋蔵金探しぃ?」と驚いてる時に、
【目が小判】になり、キラキラの光で描かれた鼻水を垂らしている。
シャロ「本当は遭難した時は
じっとしてなきゃ駄目って…」
小衣「さっきアイリーンが言ってたぞ」
とある人から聞いた話を、5分後に別の人に会った時に、
まるで昔からの自分の知識の様に語る癖のある人が居るが、
シャロは聞いた本人の前で速攻使うという桁違いの頭の弱さ。
今話ではシャロと他の2名のコミュニケーションが噛み合わない描写が多い。
小衣「トイズも無い癖に…」
シャロ「トイズが無くても皆が居る…」
他のミルキィ「バナナ最高~」
ゲーム版のシャロは、トイズが他のメンバーより弱い能力である事に
コンプレックスを持ち、探偵としての存在価値に不安を持っていた。
アニメ版シャロは「トイズが無くても探偵はできる、仲間が居る」と、
その点に付いては到達点に近い位の考えに変化している。
何気に重要なセリフを、こういうカオスなギャグ回にも入れてくる。
そして、その信頼はギャグ表現で裏切られるオチまで付く。
王道な要素もちゃんと踏まえながら、少し外してみせるのがミルキィ。
キノコに顔:1/2→1/4 【キノコに顔】があり、半分こすると顔も分裂する演出の遊び。
お気に入りの小衣に1/2の大きい欠片を与え、自らとシャロには1/4。
「北斗の拳」で餓えた兄弟がパンを分け合い、兄が弟に大きい欠片を与え、
自分は小さい欠片を選び、「それでいい」と言われる場面を髣髴とさせる。
だが「沢山食べて【大きくなれよ】」と子ども扱いが小衣の逆鱗に触れる。
シャロ「絶対に守ってあげるからね」
アイリーン「パシッ(手を払い除ける)」
夜寝る際に、【段々小衣に近付いて】最後は密着して寝るアイリーン。
寝てるアイリーンに「守ってあげるからね」と囁いて決意するシャロ。
王道のイイハナシダナーなシーンだが、【「パシッ」と手を払い除け】られ拒絶。
今話ではシャロの真っ直ぐな願いは徹底して裏切られる運命にある。
腕時計で方角が分かる サバイバルでよく引き合いに出される【小技】
アナログ時計の短針を太陽にあわせる(時計を回転させる)と、文字盤の12と、短針の二等分線がほぼ南になる。
名探偵コナン第33話と第72話にも登場した小技である。
遥かなる旅路
シャロ帽子の下にリボン
朝アニメみたいな爽やかな音楽(1話ラストにも使用)でノリノリで旅する3人。
草原を抜け、川を越え、沢で寛ぎ、砂漠を抜ける、ヨコハマ大樹海広すぎ。
【シャロの帽子の下にリボン】が見える(ゲーム版ではリボン外して帽子着用)。
だが夕方にはヘバる。シャロは小判満載の千両箱を背負ってるので無理も無い。
小衣「ちょっと待っててね…
(丸太によじ登ってから弱々しく)
こころちゃんいうなぁ…ペチッ」
衰弱してても、【丸太によじ登って】でもツッコミを忘れない小衣の芸人魂。
小衣「もう歩きたくない(略)…」 「もう歩きたくない 疲れた シャワー浴びたい 眠い 着替えたい チョコ食べたい
バナナ食べたい お腹空いたー!」と一気にまくし立てる小衣。
【シャロの顔】も11話のネロ並に頬がこけてヤバい感じにやつれている。
アイリーン
カメラ視点回転接近
バナナを食べてた
一見空腹を我慢して1人耐えてるかと思いきや、バナナ食べてたというオチ。
夕暮れを背景にカメラ視点が横+前移動で回転しつつキャラに寄って行く演出は、
「ひぐらしのなく頃に」にも影響を与えたと言われる【『ダブルキャスト』の1シーン】の様に、
後姿で見えない状態から少しずつ見せる事で、オチまでの間を引っ張っている。
小衣「お姉たまぁ~ん、
小衣ぉ~、バナナ食べたいですぅ~」
あれ程子ども扱いを嫌がったのに、食べ物絡みでは【媚びたポーズ】も躊躇わない。
このアニメは「理性・友情・ポリシー<食欲」なシーンが妙に多い。
シャロ「ホラ、怖くな…(ガブッ
怯えていただけなんだよ…
ねーっ!!(吹き飛び)」
再びナウシカの「ホラ、怖くない…怯えていただけなんだよね」のパロディ。」
流血表現はなるべく控える(インタビューより)為、血はピンクの蛍光色で表現。
この後ナウシカの金色の野に降り立つシーンのパロディが入るが、服が青くなる。
元ネタの方では「最初は赤い服→王蟲の体液で青く染まる→伝説と同じ青服」になった。
シャロ
「ラン ランララ ランランラン♪」
風の谷のナウシカ」の【金色の野に降り立つ】シーン
更にBGMに【「ナウシカ・レクイエム」(Link:MP3)】良く似た歌が入る。
ラジオや【インタビュー】によると、歌はシャロ役の三森さんのアレンジで、
最初は元ネタに似すぎるのを遠慮して音階を逆にして歌ってみたらしいが、
「もっと外して」とリテイクがかかり、元のメロディに激似だが微妙に音程を外した
「イラッと来る感じ」の表現になったらしい。
上空にメーヴェ シャロがランラララと歌ってる時に、上空に風の谷のナウシカの【メーヴェ】が舞う。
ドクロスイッチ「ポチっとな」 タイムボカンシリーズに登場する【ドクロスイッチ】が見えている。後で爆弾が作動する。
アルセーヌの露出の多い衣装デザインと、女ボス+男のお供という形式は、
タイムボカンの【ドロンジョ一味】に通じる所がある。
ラスカル
フランダースの犬
「あらいぐまラスカル」に登場のアライグマ【良く似た動物】が登場。
宮崎駿はラスカルでは作画を手がけている。【フランダース】らしき犬も。
この辺は視聴者もツッコミが追いつかない密度でパロディを詰め込んで畳み掛けている。
シャロ「3分待ってください」 宮崎駿作品「天空の城ラピュタ」のムスカの「3分間待ってやる」より。
相手が熊なのでアイリーンがバナナで釣って時間を稼いだ。
ボンカレーCMの【「3分間待つのだぞ」】は関係ない、多分。
シャロ「中々やります!
でもまだアレがあります!」
レイアース顔
シャロの顔アップが、【魔法騎士レイアースの獅堂光】に代表される様な、
90年代熱血主人公のバトルシーン的な作画に。描線が太く濃い絵柄。
シャロ「私の両手に手を乗せて
縛られた時の縄は喰ったよ」
「天空のラピュタ」の該当シーンに良く似た【BGMとセリフ(Link:MP3)】になっている。
「私の両手に手を乗せて」は、ラピュタのパズーのセリフ「僕の左手に手を乗せて」より。
【※あらゆる構図がほぼそのまんま踏襲】顔の汚れ具合まで再現。
更に元ネタ通りに素直に手を乗せずに、犬の“お手”ならぬ“お頭”を小衣たちにやらせ、
シャロには真顔でパズーの喋り方を真似させつつ、「冗談はやめて」とボケを1個挟んで、
ヽ(・ω・)/ズコーとワンテンポ外してツッコミ所を作ってる。
このネタに繋げる為に冒頭の縄を食ったシーンを入れたと分かる斜め上展開。
シャロ・小衣・アイリーン
「バルス(バリツ)!」
中には明らかに【「バルス」と叫んでる(Link:MP3)】人が居る気がするがキニシナイ。
天空の城ラピュタでシータが「お婆ちゃんに教えてもらった滅びの言葉」で、
シャロの場合は「お爺ちゃんに教えてもらった秘密の格闘術」に変わり、
これが「バリツ」と言いつつ、「バルス」を使ってるネタの理由らしい。
もちろんミルキィではバルスと唱えても何も起こらず熊に吹き飛ばされる。
その後追いかける熊が【ドクロスイッチ】を踏んで不発弾が作動。パトラッシュがガン見。
小衣「てめー、転がす」 「転がす」は放送で「殺す(Kill You)」が諸般の事情で使えない時の代理表現。
「魁!!クロマティ高校」アニメ化の際に使われた。

「がうー! がうー!」
【熊の声の出し方(Link:MP3)】と、【ポーズ】がムスカの「目がぁ~、目がぁ~」そのもの。
浮遊する不発弾
崩壊する大樹海
ラピュタの飛行石が飛び出し城が崩壊するシーンが、“ほぼ”【忠実に再現】される。
吹き飛ばされる主人公→光に目を塞ぐ熊(ムスカ)→飛び出す不発弾(巨大飛行石)
→樹海(建物)を突き抜けて上空で光る不発弾(飛行石)→ヒビが入る地面(建物)
大きなヒビが入る地球(球体のドーム)→光る洞穴の入口(建物の入口)
→ブロック状に壊れる岩壁→「がうーがうー(目がー目がー)」→割れる背後の壁
気絶した主人公たちの足元が崩れる
、と細部まで完全に一致してる懲り様。
【ここまで気合入れ】られるといっそ清々しい。よく問題にならなかったものだ…
ヘリ救援 どうやら不発弾爆発(バルス)で遭難場所が判明したらしい。
ラストに救援ヘリが来るのは、アクション映画に良くあるパターン。
例えばゲーム「バイオハザード」シリーズでは、大抵最後に、
ラスボス→施設が自爆装置作動で崩壊→寸前にヘリで脱出、
と言うエンディングのテンプレパターンが踏襲される事が多い。
チビキャラのシャロと小衣 一見、良くある「画面に入りきらないキャラをデフォルメして画面内に同居」表現に見えるが、
洞窟で小衣逆さ吊りの時と違うのは、【ズームアウトしてもチビキャラのまま】な事。
つまり、このシーンでは本当に縮小化したみたいになっている演出の遊び。
アイリーンが小衣を拉致
無駄の無い動き
ベンツで帰ろうとするアイリーンに小衣の方からお別れの一言に駆け寄ったが、
アイリーンは【無駄の無い動作】で小衣の頸部に当て身を入れ、気絶させる。
倒れる時と、気絶後トランクに放り込まれる時に、小衣の表情が見えないが、
小衣のグッタリ無反応な様は、完全に意識を失ってる感じ。何気に怖い表現。
平乃「アイリーンちゃんは
大切なものを盗んでいきました、
それは私達のこころ…さんです」
ルパン3世「カリオストロの城」の銭型警部がヒロインのクラリス姫に話す有名なセリフ。
今話のタイトルの元ネタ的に、カリオストロの城と関連してるので、〆に使ったらしい。
元ネタでは「ルパンは何も盗まなかったが、クラリスの心を奪った」という洒落たセリフだが、
「心→小衣」と駄洒落にされた。名前的には“銭型”繋がりで次子のセリフになりそうだが、
ここでは平乃が小衣拉致を見て見ぬフリをし、【一瞬笑みを浮かべる】ブラックジョークで、
キャラの性格的に、江戸っ子気質の次子では無く平乃に役割が回ってきたと思われる。
その拉致見逃しの天罰として平乃の以降の出番が…
「シャロは信じてましたー」
→「酷いです、信じられないです」
仲間を信じていたシャロは、救援ヘリに仲間が居ると思ってたが、3人はバナナに溺れていた。
今話では、朝アニメ的な純粋なセリフを言うシャロが期待を裏切られるパターンが繰り返される。
それでも「1本残しといて欲しかったですー」で済ませ、熊に流血させられても平気、と逞しい。
【仲間の体型】、特にネロの下腹がヒロイン達とは思えない位に凄い事になってる。











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最終更新:2011年02月20日 14:32