2幕 第03話 「ハッケイ島綺譚」 Bパート


アイキャッチ:Bパート

男装バージョン:エリー&コーデリア
←1期3話アイキャッチ
髪の毛にバツの字マークのハイライトが入るのは、1期3話アイキャッチと同じ。
普段ヘアピンをバツの字に付けているのが元か。
逆ナイロールのメガネを付けている。

←1期3話アイキャッチ
髪の毛にはお花マークのハイライトが付くのは1期2話アイキャッチと同じ。
コーデリアの場合は腰のラインなど、男装と言うよりはパンツルックの少女風。
襟元に花のバッジが付いている。睫毛と瞳にも☆形の花マーク。




Bパート

脱獄シーン


監視カメラ「宇宙船サジタリウス」ほか

Aパートで長老が言っていた監視室の監視カメラのモニターに様々な映像が映る。


下段中央右には「宇宙船サジタリウス」(1986年~)のキャラクターが映っている。


下段中央左にはアニメ版「風の谷のナウシカ」(1984年~)のラストシーン「おわり」演出のパロディ。


下段左端の「ちょんわ」のセリフはどおくまんの漫画「嗚呼!!花の応援団」(1975年~)が元か。


所長:塗りミス?・看守:帽子が脱げる

看守も囚人も慌てふためくが、所長がまたドアップバンクで「おろおろすんな」と一喝。


「全員配置につけ」と言う所長の指先に顔の落書き。
頭の被り物のサメの目が塗られていない(後のシーンでは白く塗られている)。


怒鳴られた看守が飛び出すとき、左下の看守はマスクが脱げ落ちる(素顔は見えない)。


廊下を走るMH+怪盗帝国:QCA風ダッシュ

3Dダンジョンみたいな視点で廊下を走るMHと、変装した怪盗帝国。
ゲーム版ミルキィホームズのQCAの時を彷彿とさせるという意見もある。
アルセーヌの衣装が囚人服から冒頭のシャツ姿に戻っている。


Aパートラストで「ついてこられるかな?」と言った後に、
ちゃんと振り落とされずに付いて来たMHに一瞬嬉しそうな顔をする。


所長:タコの足が8本以上

所長が「処刑タイム、さあ閉ざせ、ぶぉおりゃあ!」と叫んで天井のスイッチを押す。
背景にタペストリーが見えるので、Aパートで長老の言っていた監視室と分かる。
タコの足の数が10本以上あったり、所長の配色がコマ毎に違って適当だったりする。


パーティー分断

半透明の壁が降りて、8人が分断される。
「落とし穴の罠が作動して、普段と違う組み合わせで分断され、罠に出遭う」
という構図は、1期7話のバスカヴィルの宝探索でも見られた流れ。
  • シャロ+アルセーヌ
  • エリー+ラット
  • ネロ+ストーンリバー
  • コーデリア+トゥエンティ
シャロ+アルセーヌと、コーデリア+トゥエンティ(1期3話)、エリー+ラット(1期12話)
等の組み合わせは以前にもあったが、ネロ+ストーンリバーの組み合わせは初。


シャロ「びっくり」、トゥエンティ「見てレスキュー」「ビューティフォー」などのセリフが妙。


落下中にラットの帽子が脱げたり、エリーの下乳が見えたりするコマも。



パーティー分割シーン


エリー+ラット:海中の瓶

エリーとラットが落ちた穴の先は、海中を覗けるガラス瓶になっていた。
サブタイトル元ネタ「パノラマ島綺譚」
「上下左右とも海底を見通すことの出来る、ガラス張りのトンネル」等が元か?
先に落下したラットがエリーの尻もちに敷かれる。


ウミウシらしき生物がガラスにへばりついてるのを見て、
エリーが「キャー!怖い生き物が」とラットの方に駆け寄る。

一見、怖がる内気な少女に抱きつかれるおいしいシチュエーションかと思いきや、
ラットを盾にしてウミウシの方へ押し付けるエリー。
「見ないで下さい」は恥かしがり屋のエリーが怪力のトイズを使う際の定番セリフだが、
「ここで使うのは意味が違うだろ」という視聴者のツッコミ待ちか?


ガラスケースが分解して、ホオジロザメらしきサメに襲われる。


コーデリア+トゥエンティ:ナマコ部屋

20「美しくない者が、美しい僕に触れるなど…許しちゃう!ナマコちゃーん」
20はナマコを全身に這わせてるうちにハイテンションに。

コーデリア「なまこ暗闇なまなまこ…」と、
ナマコ部屋+暗闇+キモイ20のトリプルコンボで精神限界に。


ネロ+ストーンリバー:「ペッタンコにします」

落下先がベルトコンベアで、正面にプレス機、という結構深刻なピンチ。
ネロの瞳がドクロマークに。プレス機には「ペッタンコにします」の表示。


所長の背中:鬼(オーガ)の顔

所長の背中の筋肉が、刃牙の範馬勇次郎の「鬼(オーガ)の顔」みたいに。
(異様に発達した背中の筋肉が、鬼の顔に見えるという伝説)


シャロリングがまた外れる

残されたシャロ達は、落とし穴で地下に落とされる。落とし穴の壁が囚人服カラーに。
落下中にシャロリングがまた外れている。
アルセーヌは落下中も冷静で直立のまま。



地下リング上シーン


シャロ「眩しいよ、暑いよ」

シャロの眩しいよ、暑いよは、コーデリアの暗いよ、寒いよの対のセリフ。
起き上がるシャロが、尺取虫みたいになったり首が2つになったりするコマがある。


「東」「西」「南」「北」:日本武道館?

「東」「西」「南」「北」の表示の存在や、天井の照明を支える鉄骨の張り方が、
若干日本武道館のステージっぽい雰囲気。
(8方位ではなく4方位で、鉄骨の形状や客席ゾーンの広さなどはかなり異なるが)

MH4人を演じる声優ユニットのミルキィホームズが、5月に武道館でライブを行う繋がりがある。
※参考……「ミルキィホームズライブ in 武道館」


シャロ「最新ブ」→シャロリングに目玉

「アレ?『最新ブ』ってことは、一番新しいんですね?」
「一番深いという意味だ!(最深部)
2期1話で農耕生活に浸りすぎて漢字が読めなくなっていた症状は治っているが
相変わらず漢字をまともに使えてないシャロ。


「最深部」という所長のフキダシがシャロを吹き飛ばしたときに、
飛び出た目玉が、シャロリングに嵌って、謎のクリーチャーが出現するコマがある。
最後は目玉オヤジに4本足の触手が生えたタコみたいになる。
指が鼻の穴に突っ込んでいたり、相変わらずギャグ顔の崩れ具合が酷い。


「希望の為に」リング上のシャロの動き

所長の「希望を打ち砕いてやる」というセリフでハッとして、啖呵を切るシャロ。


ここの作画と動きが細かい。


「ステキさん、アレ?」とズッコケル所は服がズリ落ちて肩が出る。


またまたシャロリング外れる

「君1人で十分な筈だ」とセコンドに徹するアルセーヌ。


駆け寄るシャロの動きが、1期6話などで見せた動き。


コマ送りすると、手が千手観音みたいに沢山あったり、頭が2つになったり、
シャロリングがまた取れたり、トリッキーな動きが入りまくっているのが分かる。


「忘れていることを思い出せば大丈夫」のアドバイスは、後の探偵服着替えの前フリか。


タコ触手に掴まるシャロの動き

ゴングが鳴ってタコ触手に掴まるシャロ。
このシーンもコマ送りすると、上半身は画面中央になるのに下半身が画面端にあって
次のコマで下半身が追いついて接合したり、身体のデザインが自由奔放で動きまくる。


「巨大イカに勝った仲間」コーデリア

「ちょっと待って下さい、もうすぐ巨大イカに勝った仲間が来る筈なんです」
1期7話でコーデリアが巨大イカをしとめてガツガツ食べてるのを見ていたシャロ。
「野生化コーデリアならタコを倒せる」みたいに思ってるセリフを言う。
カットインのコーデリアの声も「イカうめー」と酷いセリフと絵。


「豚の鼻」鼻フック

所長が「豚の鼻」と言いながらシャロの鼻を触手で摘むが、
どうみてもSMやバラエティ番組で登場する鼻フックの格好。



他メンバーのシーン


回想テロップ:その頃のみんな

Aパートの「回想」看板と同様、寮の看板を使って「その頃のみんな」とテロップが入る。


エリー+ラット:エリー「見ないで」

再びサメに襲われるエリーとラットのシーン。
エリーが「見ないで」と文字を出しながらラットを突き飛ばす。

なお、このときエリー達ミルキィ4人は、3カードの正体に気づいていない
後にコーデリアがトゥエンティを見て「看守」と言っているように、
トゥエンティを看守、ラットとストーンリバーを囚人服集団の1人と思っている模様。
(普段も、根津と同じ火のトイズを使い、帽子を被っただけのラットの正体に気づかないほど鈍い)


1期12話でもエリーはラットとの組み合わせでは、
悪気はないのに酷いことをする状態になっていた。
(「暴力反対」と言いながら自分が暴力を振るってゲロ吐くまで振り回す、等)


サメの口に挟まるラット

エリーに突き飛ばされたラットはサメの口につっかえ棒みたいに耐える形に。
水中なので発火のトイズも爆弾も(おそらく)使えず、両手が塞がり窮地に。
(後でアルセーヌの元に参じるので、無事脱出はできた模様)


トゥエンティ「いけない階段登る♪

トゥエンティが歌っている「いけない階段登る~」という歌詞は、
H2Oの「思い出が一杯」の歌詞「大人の階段登る~♪」が元ネタか。
アニメ「みゆき」のEDテーマでも知られている。

みゆきED「思い出が一杯」


コーデリア覚醒「キキキキ…」

首までナマコに浸かって「生うね、生えは、生なまこ…」とブツブツ呟くコーデリア。
限界に達して覚醒したか、青い光に包まれて覚醒する。


1期7話でも巨大イカへの恐怖で、化け物みたいなイメージでイカを倒したことがあった。


次の瞬間、クレーターみたいに凹んだ牢の床が映り、
壁や床一面に潰れたナマコの死骸がこびり付いた地獄絵図に。
トゥエンティが「ぶつぶつ…つぶつぶ…寒いよ、僕の君、寒いよ…」とトラウマ状態になる。
よっぽど怖いものを見たらしい描写。

コーデリアは覚醒中の記憶がないのか、
「わー何か全部片付いてるわ、やるわね、看守さん」
と綺麗な顔に戻って微笑む。
エリー同様、トゥエンティの正体に気づいてない様子。


ストーンリバー「それはトイズではない」

プレス機に金属ベラを差し込むネロ。「蘇れ、僕のトイズ」。
立ち上がる際の服を良く見ると、下に黒いスパッツを穿いているのが分かる。


金属ヘラで停止スイッチを物理的に押したから止まっただけなのに、
トイズ復活と思い込んではしゃぐネロのキラキラなドヤ顔と、
ストーンリバーの「それはトイズではない」という冷静なツッコミが印象に残る。
喜ぶネロに♪マークが浮かんだり、アホ毛がハートになったりするコマがある。



再度リング上シーン


シャロリングまたまた外れる

相変わらず触手に翻弄されるシャロの動きがフリーダム。
手足や顔が何個もあったり…


シャロリングが空中に浮いたりする。
シャロリングは今回合計で5回ほど外れている。


所長の顔が巨大化したり、目が2つに分身したりする。


「ご無沙汰してますー」

仮面ライダーアマゾンの変身シーンの様な回転する顔の演出が入り、
亡者みたいな囚人や、「ラードだブー」と言う豚君や、
「ご無沙汰してます」という謎の人物が混じっている。


リーゼント頭と制服から、「幽遊白書」の桑原では?との意見もあるが不明。


シャロ復活

ギブアップ寸前のシャロが「希望を諦めるの?」と問われて復活する。


一度は心が折れかけたが復活。ここも表情の変化が細かい。


アルセーヌがフッと笑う。新BGMが流れる。


茹でタコ:湯沸し手際の良さ

ナマコに躓いて転んだ所長のタコ。潰れる瞬間のナマコに絆創膏が貼られている。
所長の「滑った、回った、嵌った」のセリフがシュール。


Aパートのミイラ爺さんを湯戻しするときの動作と同じくやけに手際よい動作で
どこから取り出したのか超巨大鍋や竃を用意してふいごで火を起こして茹でる。


ふいご&火吹きシャロ

シャロの「どんなに強いタコさんだって、茹でると美味しいんです」。
ふいごと火吹き竹を器用に同時に使いこなすシャロ。


タコが茹で上がったらなぜかKO判定でゴングが鳴る。勝った事になったらしい。



合流シーン


MH全員集合でタコ完食

「茹で上がりましたー」の顔アップのシャロは、1期8話の笑顔を彷彿とさせる。


無事だった他の3人もタコの匂いを嗅ぎ付けて集まり食べ始める。
コーデリアだけ「良かった無事だったのね」と言う仲間を心配するセリフと
ワイルドにタコを齧ってる絵のギャップがおかしい。


駆け出すシャロがシャツの下は下着を付けて居ない感じだったり、
エリーのお尻が見えかけているコマがある。


所長「足を地に付けるとは」

「俺様の足を地に着けるとは」と北斗の拳のラオウみたいなセリフの所長。
(ラオウは実力を認めた相手には、愛馬「黒王」から降りて相手をする)


でっぷり太ったお腹でシャロが「そうです、私達は…」と言いかける。
(「探偵です」と言いかけたのか?)


戦隊モノ風変身バンク

シャロが「私達は…」と言い掛けたのを遮るように、アルセーヌが口を挟む。
(ただ名乗らせて終わるのではなく、タペストリーに記した仕掛けを作動させる為か?)
4人を東西南北に立たせる。


シャーロック・シェリンフォード ピンク!


譲崎ネロ イエロー!


エルキュール・バートン グリーン!


コーデリア・グラウカ ブルー!
戦隊モノみたいに色名を言って4人が探偵服に変身する。


霧が晴れて探偵服お披露目

霧の中から探偵服姿の4人のシルエットが浮かび上がるのは、
2期1話と同じだが、今回はちゃんと最後まで姿が見える。
(前回までで探偵とトイズの概念を取り戻したせいか?)


なお、霧の中から浮かび上がった探偵服姿の4人の立ち絵は、
1期開始前に公開された比較的初期のキャラ紹介絵と同じ。


アルセーヌが久々に嬉しそうな表情をする。


「ミルキィホームズ参上!」バンク

「探偵、ミルキィホームズ参上です」と3話にしてやっと探偵服に着替えた。
コーデリアが投げキッスする等、動きにも気合が入っている。


1期の頃からしばしば登場する「ミルキィホームズ参上!」の掛け声だが、
映像の使いまわしはせず、登場する度に毎回動きを変えている。


タペストリーの予言発動

所長「探偵だと」タコ「笑止!ふしゅるしゅる~」とセリフがハモりながら、
4人の中心に立っていた所長の足元が光に包まれて天井に通路が開く。

「探偵だと?!」と驚いた理由は、ラストで所長の身分が明かされた時に
「何で探偵が囚人を逃がそうとしてるんだ?」という意味だったと分かる。

青き泉を東にたたえた、麗しき…う、う…そこに希望ある
途中をド忘れしたのか、はしょったのか、老人のセリフが省略される。
所長が「しまったー」と叫ぶと、バックの低音ボイスの方は「ベイベー…」と唸る。



島崩壊シーン


エレベーターの先にかまぼこ

リングの中央の真上に「希望」へ通じる通路があった模様。
しかもエレベーターみたいな機械仕掛け。
先にアルセーヌが1人で「希望」の部屋へと到着。


なぜかかまぼこが居る。どうやってココに来れたのかは不明。
サマースペシャルでも小衣の路駐取り締まりの車の上に居るなど、
かまぼこは結構神出鬼没な場合がある。


トルコキキョウ:花言葉「希望」

「トルコキキョウ 花言葉:希望」と表示された一輪の花がある。
トルコキキョウには、「優美」「希望」「よい語らい」「清々しい美しさ」
「あなたを思う」「思いやり」など、いくつか花言葉があるようだ。
「ゲーセンで出会った不思議な子の話」では「永遠の愛」だった)


花言葉が「希望」の花はいくつかあるが、
その中で今回なぜトルコキキョウが選ばれたのかは不明。
※参考……花言葉が「希望」の花の例


トルコキキョウには花弁だけ見るとバラにそっくりなものがあるので、
青いバラ」的に見えるものとして鑑賞される場合もある。
(葉など花弁以外の形状はバラと全く異なるが)
ロジーナラベンダーなど、アンリエットの頭の薔薇飾りに近く見えるか?
今の所、「希望」の花としてトルコキキョウが選ばれた理由の有力な説は出ていない。


さらしの変装を解くアルセーヌ

トルコキキョウを見て「これが宝?フッ…無駄足でしたわ」と撤退するアルセーヌ。
胸からサラシを引き出すと、男装時の平らな胸が嘘の様に元のボヨヨンスタイルに戻る。


いつの間にか20やラットも復活して、スリーカードと一緒に撤退する。
(幻惑のトイズで姿を消したのかも知れないが、見た目にはワープに見える)


1期12話でボヨヨンが原因でシャロにアンリエット=アルセーヌの正体がバレたせいか、
かなり念入りに胸をカモフラージュして変装していたのでは?との声もある。

マジキュー4コマには「1期12話以降、アルセーヌが胸を服で隠す様になった」と言うネタがある。


乾燥ナマコの建物

長老「これじゃ、これが希望なのじゃ」
エリー「綺麗…」
コーデリア「聞こえるわ、どんな場所でも美しい花は咲くのよって」
ネロだけは「希望=権利書や財宝の類」と思っていたので、
金や財産にならないお宝のショボさに愕然としている。


そんな中、何の躊躇もなくキキョウを引っこ抜くシャロ。
それがトリガーになって建物が崩壊を始める。


「希望」の実態

今まで壁のブロックだと思っていた物は全て乾燥ナマコだったらしい。
シャロが希望の花を抜いたのがトリガーとなって、ナマコで出来た建物が崩壊。
コーデリア「この島って乾燥ナマコで出来てたの?」
エリー「もう…ナマコ…いいです」
ネロ「地面がブヨブヨ~」
所長「ぶぁかやろぉぉぉぉぉぉぉ!!」(エコーを響かせながら)

どうやら囚人にとっての「希望」とは「建物が崩壊して脱出可能になること」
つまり建物から脱出可能になるスイッチが「希望」の正体だった模様。


花火が上がる=「パノラマ島綺譚」

崩壊する建物のシーンの上空に花火が脈絡もなく突如上がる。
今回のタイトル元ネタの「パノラマ島綺譚」のラストの花火シーンのパロディか。


シャロ:指に「抜作先生」・巨大シャロリング

見て、向こうの海岸までナマコの道ができた
と叫ぶシャロの指先に「ついでにとんちんかん」の抜作先生の顔がある。
「怪盗とんちんかん」が登場するのが、怪盗繋がりでの本作との関連か?

シャロリングがエリーとネロの頭に食い込んでいる。
更に遠近法を狂わせた極端なパースで、
エリーとネロの頭より大きい巨大シャロリングになっている。


歩いて渡れるナマコの道

シープリズンの建物を構成していたナマコが、海を塞いで島からの抜け道になる。


湘南海岸の江ノ島やフランスのモン・サン=ミシェルなど、
干潮時のみ陸と繋がる(橋が建造される前の時代)島を彷彿とさせる。


ドラクロワ「民衆を導く自由の女神」

シャロが囚人を率いて先導する。
ただしシャロ達MHは囚人=元犯罪者と気づいてない状態で一緒に脱出する。


その一枚絵がドラクロワ「民衆を導く自由の女神」のオマージュ。


パロディ絵の方には、フランス国旗に「たん てい」と描かれている。



学園・投獄シーン


「私達探偵ですから」エリーだけ照れポーズ
だって私達、「探偵」ですから
2期1話の探偵の概念すら忘れていた状態からの変化を感じる言葉。
サムズアップで決めポーズを取るときに、エリーだけ照れ顔


おみやげに「希望の花=トルコキキョウ」を渡そうとするシャロ。
1話のパンの耳、2話のかっぱ巻きに続いて、また贈り物をするパターン。


4:3比のブラウン管テレビ

サマースペシャルでニュース速報していたテレビといい、
今回の生徒会長室にあるテレビといい、なぜかテレビは旧式のブラウン管
近未来設定のヨコハマだが、画面も縦横比4:3のアナログ放送時代を思わせる。

生徒会長室のテレビの横には、シャーロック・ホームズ像やトロフィーがある。


「プリズン=牢獄」に気づかなかったMH
やはり、シャロ達は勘違いしていた。
  • 囚人服の連中………無実で牢に入れられた「可愛そうな人」と認識。
  • 看守と所長…………罪のない人を捕らえて牢に入れる「悪い人」と認識。
(不法侵入だけで即刻牢に入れた所長側も問題があるが)
悪い人に捕まった可愛そうな人たちを逃がしてあげたんです

MH達は無実の罪で捕まっていた人を解放したと思っていたが、
実は本当に収容所の囚人達は凶悪犯で、
探偵側のMHが、犯罪者達を野に放ってしまったと言うオチが付く。


野に放たれた囚人達がヨコハマを火の海にしてしまう。
(ゲーム版の怪盗Lもヨコハマを壊滅させようとした事があった)


「?」マークが左右反転

会長に「プリズンとは牢獄と言う意味です」と言われて「?」マークのMH。
カメラ視点が裏側に回ったときは、「?」マークも鏡文字になる。


シャロ:ムンクの「叫び」のポーズ

貴方達は探偵として、いえ、人として全て何もかも間違っています
驚くコーデリアの顔がBD版の1期12話(上記写真右)みたいな劇画調に。
シャロの顔とポーズは、ムンクの「叫び」みたいになっている。


火の海のヨコハマを無傷で鎮圧するG4
「G4の活躍により全員逮捕、住民に怪我人なし」
凄くはしょった展開で脅威の優秀な結果に。


TV中継に対してピースする咲と、町の人に感謝されてご満悦な小衣の顔。
サマースペシャルで「誰よりも優秀で人の役に立ちたくて警官になった」
と言っていた小衣が、住民からG4コールで実に嬉しそうな顔をしている。


所長「ちなみに、公務員です」

あの獄長は実は本当に刑務所の所長で公務員だった、というオチ。
投獄されたMHに「何探偵が囚人を逃がしてんだ」と一喝する。
(所長の服や、あの刑務所の構造や投獄動機もかなり問題あるが)

小衣がシャロ達に嫌味を言ってる間、所長の体毛がプルプル動く。
所長が「俺様のブーツの匂いを嗅ぐかー」と無意味にポージング。


小衣のIQが14万に
前回1400だった小衣のIQが14万に。
やはり1期同様に登場する度にIQの桁が増えていく模様。
2期1話 IQ:1,400 (千四百)
2期3話 IQ:140,000 (十四万)
2期4話 IQ:1,400,000 (百四十万)


イヤミを言う小衣の指に顔

1話で探偵博の広報など、探偵の下働き的だったのを根に持っているのか、
いつも以上に小衣のイヤミにもブーストが掛かっている。


小衣が「一生そこで反省してろ」と言う指先に顔が描かれている。
「輪っか取れちゃえー、この偽ナマコー!」


2期初投獄のMH

シャロの「ごべんなざぃいー」の言い方が印象に残る。
3話目にしてついに探偵側が投獄されて終了となる。
(次回何事も無かったようにリセットされ出所してるのも1期の頃と同様)




エンドカード・提供バックイラスト

※エンドカード:まことじ氏。

※提供バック:西あすか













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最終更新:2012年02月09日 15:08
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