2011(米原タンク殺人)


※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

米原女性殺害裁判 難しい状況証拠の立証

大津地裁の公判は、裁判員へのわかりやすさが重視されていた。証人尋問や捜査報告書の調べは、被害者との関係や事件後の行動などの争点ごとに整理して行われた。被告人質問が6日間にわたったことも画期的で、裁判員の心証形成に大きな影響を与えたとみられる。事実認定のポイントとなる直接証拠と状況証拠の違いについても、裁判長が具体例を交えて裁判員に説明した。法廷では、途中解任の1人を除き全裁判員が活発に質問した。ある裁判員は判決後の会見で「判決理由には裁判員の考えがかなり盛り込まれている」と充実した表情を見せた。
裁判員の市民感覚はどのように生かされたのか。甲南大法科大学院の渡辺修教授は、判決が、犯行の動機を特定しなかったことに着目する。「裁判官だけなら明示したかもしれない。裁判員は動機という主観的な内容まで踏み込むことを避けた。良識を持って冷静に判断した、信頼できる判決」と評価する。

状況証拠による事実認定は、プロの裁判官でも難しいとされる。大津地裁では昨年、3件の刑事事件で無罪判決があり、過去10年で最多だった。「裁判員裁判が始まったことで、裁判所がより慎重に証拠を判断しているのでは」とみる弁護士もいる。
難解な審理は、裁判の長期化という問題もはらむ。大津は裁判員選任から判決まで31日間、鹿児島では40日間を要した。最高裁の竹崎博充長官は新年のあいさつで「長時間に及ぶ事件が増加し、生活面でも心理面でも裁判員に大きな負担を求める事態が生じてきた」と言及した。

[京都新聞 2011年1月12日掲載]

asahi_com 事件発生後すぐメール ドライバーに捜査協力依頼 県警 - マイタウン滋賀
http://mytown.asahi.com/areanews/shiga/OSK201101220141.html
http://megalodon.jp/2011-0131-1317-34/mytown.asahi.com/areanews/shiga/OSK201101220141.html
2011年1月23日

■「いち早く伝え、確実に情報収集」

米原市の汚水槽で09年6月、女性の遺体が見つかった殺人事件の裁判員裁判では、殺害時間帯に現場近くを通ったトラックの運転手が「被告のものと似た車を見た」と証言。犯行そのものの目撃者もなく、被告が「事件に関係ない」と否認するなか、有罪認定される上で重要な証言の一つとなった。
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。